これから述べることは,私が体験した事実に基づいておりますが,すべてGenSの私見であり想像の域を出ません。予めお断りしておきます。
前のブログでも少し触れましたが,私はSDGが独自に2004年6月10日に崩落現場で行った現地試験の状況をこの目で見ています。
定着部の耐力不足(ひび割れ耐力40tf,破壊耐力65tf)とする事故調査委員会の報告に対して,この日の試験は「原因は定着部の耐力不足なんかじゃない!」と,証明しようとしたSDG側の抵抗だったと思います。
懐かしいものが出てきました。
1998年頃に,PC鋼材に緊張力を与えることにより,梁に生じる出来事を理解するために,まずは簡単なEXCELシートにしてみようと作ったモノが出てきました。
十数年ぶりに中身をみてみると,はっきり言って出来はあまりよくありませんね(苦笑)。でも根本的に間違った計算はしてなかったみたいです。
1999年のPC規準改定の前の設計で,単位系もSI単位になっていませんし,放物線区間の曲率も名ばかりで放物線になっていません(どうも直線ですね)。
アップロードに際して特にメンテもしていませんし。
こんなものが設計現場で何かの役に立つか?と問われれば,答えはNOですが,確かに一生懸命プレストレストコンクリートに挑んだというモニュメントとして,微力ながらPC普及のためのはじめの第一歩として,“ダウンロード”カテゴリーに粗末なシートをアップします。
別にハッキリとして定義がある建築用語ではなくて,いわば俗語みたいなものですかね。
“四種PC”ではなくて,皆さんは単に“四種”って使うようですが,専業者さんの隠語みたいなものですかね?
専業者かPCの設計も行っている構造事務所でしか耳にしたことのない言葉なんで,多くの方にとって馴染みのない言葉かな?と思って何となく紹介してみました。
ブログの更新は,仕事に疲れた晩にしようと思うと億劫になるので,始業前がベストだと最近思います。
さて,私のメールアドレスをご存知の方はおわかりでしょうが,苗字の前に“pc”が付きます。携帯電話もドメインは異なりますがアドレスは同じです。
元々ソフト屋ですから“パソコン”の略だと思われてる方がいるかもしれませんが,これは“プレストレストコンクリート(Prestressed Concrete Structures)”の略のつもりなんです。決してパソコンじゃありません。
その理由は,建研が独法じゃなくて建設省建築研究所だった時代に,加藤さんの名刺に記してあるアドレスを見て「格好いい!」って思って真似したんです。もちろんあの「岡本・加藤モデル(PSモデル)」の加藤さんです。
思いっ切り加藤さんのパクリですが,その当時は「PCをライフワークにするゾっ!」という気持ちをアドレスに込めたつもりだったんです(苦笑)。
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