次女は今朝五時に綺麗にお化粧して髪も整えて出かけました。
チャリティコンサートのカラーガード隊としてバンドに華を添えるためです。
震災から16年経つ阪神淡路大震災の復興へ向けたチャリティとして毎年行ってきましたが,今日は〜東日本大震災救援のために〜と銘打って行われました。
夜10時過ぎですからついさっき,とても疲れた表情で戻ってきました。
まだ何も娘と話してませんが,何も言わずとも小さな努力を16の娘だってしてるんですから,父も頑張らないといけませんね。
暖房の使用をやめるくらいでは駄目ですね。
地震発生当日,ここ奈良でも敏感な人なら気付くけど歩いている人なら気付かないと思える程度の微かな揺れを感じたものの,まさか東日本でのこれほどの大地震とは夢にも思わず,都内の設計事務所の方と呑気な会話をしてしまいました。
先方からも地震のことには触れられなかったので,結局帰宅してTVのニュースを見るまで知りませんでした。
幸い晩方に電話とメールで皆さんの安否が確認できてホっとしましたが,きっと情報に疎い鈍感な奴と想われたに違いありません。業界のはしくれとして恥ずかしく思い反省しています。
TVに映し出される悲惨な映像が今この国に起こっている現実とは思えないほど奈良には変化がなく,普段以上に節電を心掛けた以外は祈るのみの週末でした。
あらためて,自然の力の脅威と人間の力の小ささを思い知らされます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また,建物を作る仕事のほんの一部とはいえ,その一旦を担う人間として,より一層精進することをここに誓います。
前回に続いて,SS3の保有水平耐力計算に関する条件である「推定崩壊荷重の倍率」についてお話しします。
概要は前回お話ししたとおりですが,もう少し細かく説明します。
私の買い物の仕方って,いつもどんな買い物でも「衝動買い」かもしれません。
ヤクザ映画の見過ぎで性格がヤクザなせいか,どうも宵越しの金は持たない性分で,いわゆる「百円持ったら百円で買える物を探す」タイプです(苦笑)。
今度のお買い物は,TAHOE君のフロントグリルです。
今頃になって,昨年12月21日に国交省から出たパブリックコメント「超高層建築物等における長周期地震動への対策試案について」を読んでいます。
友達やら知り合いにも「どう思う?」「何か準備してる?」って聞いたりもしてます。
返ってくる答えは,「今は様子見」から「地震波作成の準備中」まで様々ですが,パブリコが出た以上,形はどうであれ義務化されることは間違いありません。
私が今一番気にしてるのは,既存建築物に対する適用の方ですね。
これまでに,免震材料の鉛直剛性の非線形性を考慮した面圧検討の手法を,その1〜2とお話ししてきましたが,今年最初に免震案件の仕事を戴いたお客様からの情報で,多少手間が省けることが判明しましたので,今日はその3としてお話しします。
一山越えて落ち着きました。
明日納品に行けば,その後の修正等はたぶんなくて業務完了となります。
次の仕事はすぐには動きませんから,暫く暇にしてしまいそうです。
明日大阪まで行って納品だけして帰るのは勿体無いので,これまでお世話になっているお客様のところへ挨拶回りしたいと思います。
営業ってほどではありませんが,情報収集って意味でもお客様との接点を多く持つことは大事ですからね。
手土産何にしよっかな?
やっぱり地元奈良で有名な「
だんご庄」のお団子ですかね。
免震案件に関わってます。
しかも集合住宅なんてリーマンショック以降本当に久しぶりです。
設計はお客様の方でおおむね終わっていますが,私は余裕度検討レベルの確認,面圧検討や偏心率の確認など,時刻暦応答解析に関する各種解析と概要書作成行います。
変形量なら応答倍率の確認も簡単なものですが,引き抜き面圧が-1N/mm2に達する場合や,どこかの階が最初に短期許容応力度(あるいは弾性限界耐力)に達する場合など,水平変形以外で決まるかもしれないときは少し面倒です。
今回は,過去のブログにも記しましたように,引き抜き時に支承材の鉛直剛性を低下させる非線形解析で設計されてますので,面圧は単純に転倒モーメント比率にはならないんです(涙)。
だから,明日はたぶん余裕度レベルの確認だけで丸一日かかりそうです(苦笑)。
この案件以外にも免震の依頼が複数来てますので,少し建設業界の景気は回復基調にあると実感します。ただしまだ東京23区内限定ですかね。
東高西低の傾向はあまり変わらない気がします。
頑張れ関西!頑張れ日本!
私のTAHOE君みたいに,中途半端に古い並行輸入のアメ車には特にですね。
私は,車の整備を依頼するのも人と人との関わりだから,心が通い合う関係が大切だと思います。
マニュアルどおりの応対しか期待できない店で一見さん扱いされる関係より,「こうしたい,ああしたい」という思いを伝えて,「じゃあこうすればいいよ」「それはやめときな」って,ちゃんとアドバイスしてくれる店(人)に整備してもらうべきだと思います。
私と主治医の素敵?な関係と,GenS的アメ車との付き合い方についてお話します。
あの忌まわしい震災から今日で16年。
まるで空襲にあったかのような焼け野原をこの目で見たわけではない。
いま神戸を訪れても,震災の爪痕は外からは見えない。
しかし,地震という大きな自然の力の前に,我々人間に出来ることが如何に小さいか,思い知らされたあの日を忘れてはならない。
この業界のはしくれとして,あらためて胸に刻みたい。
今日もいつものように事務所で独り仕事をしている。
追悼行事に参加するわけでもない。
でも,独り静かに犠牲者の方々へ鎮魂の祈りを捧げます。