文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

建築構造計算に関する情報 と 文系出身のGenSが極めて私見を綴ったWeblogです。たまに趣味ネタも書いてます。


方向性は見えた

現状の鉛量でダンパー量は2%もなかった(大笑)。

それでも免震層の剛性は高過ぎる。これじゃ半免震・半耐震だ。鉛で減衰を稼ぐ方向性はない。益々硬くなるだけだから。

やっぱり高軸力で軸力変動の少ない箇所を弾性すべり支承に置き換えて,長周期化かつ減衰性を高める必要がある。

ここ最近のGenSが絡んだ他の免震案件と似たような方向性になりそうだ。

設計としては3%未満でも成立するかもしれないけど,きっと設計の終盤で応答値の調整と長周期地震動対策として,RDTとかの粘性系ダンパーを入れて4%強のダンパー量で落ち着くんだろうな,きっと。

今日は6時半くらいからの業務スタートだったから,既に10時間以上は働いてるな(笑)

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