不思議な夢の続き
きっと,いや間違いなく,彼女は自分で古いオイルを抜いたんだ。不測の事態に備えてなんかじゃない。それも一滴残らず抜き切ってしまおうとしている。
遠くに見えるあの新しいオイルのある場所に辿り着くまで,新油でエンジンの隅々まで満たされ潤うことを夢見て,たとえ今はエンジン各部が悲鳴をあげようとも,それでも走り続けることを諦めたくないから,どこまでも走り続けられる強さが欲しかったんだ。だから絶対に永遠に焼き付かないメタルを自ら作る必要があったんだ。
たかが夢,不思議な夢,なのになぜか勝手にストーリーを感じてしまった。
益々不思議な夢だ。
Tweet
遠くに見えるあの新しいオイルのある場所に辿り着くまで,新油でエンジンの隅々まで満たされ潤うことを夢見て,たとえ今はエンジン各部が悲鳴をあげようとも,それでも走り続けることを諦めたくないから,どこまでも走り続けられる強さが欲しかったんだ。だから絶対に永遠に焼き付かないメタルを自ら作る必要があったんだ。
たかが夢,不思議な夢,なのになぜか勝手にストーリーを感じてしまった。
益々不思議な夢だ。
Comments