田母神氏の政治資金横領ならびに公職選挙法違反疑惑についての雑感
- GenS的思考・嗜好・志向
- by GenS
- 2016/04/21 木 18:09
五千万円を超える使途不明金の存在が明らかになり,記者会見において会計責任者の責任にして自分は被害者であるかのように振る舞った。この時点で私の中から彼を支持する気持ちが消え失せた。
彼の言葉通りすべて会計責任者の犯行であったとしても,政治団体「たもがみとしおの会」の代表として,浄財を寄せてくださった支援者の方々に対する道義的責任を感じているようには到底見えなかったからだ。
しかし,秘書歴20年を超えるベテランの事務局長や会計責任者が,政治資金を私的流用すれば業務上横領になり,運動員に経費ではなく報酬を与えれば買収行為とみなされ,公職選挙法違反となることを知らぬはずもない。なのにどうしてこんな事態を招いたのか?どうにも解せなかった。
しかし,ここへ来てようやく事件の背景が見えてきた気がする。
彼の言葉通りすべて会計責任者の犯行であったとしても,政治団体「たもがみとしおの会」の代表として,浄財を寄せてくださった支援者の方々に対する道義的責任を感じているようには到底見えなかったからだ。
しかし,秘書歴20年を超えるベテランの事務局長や会計責任者が,政治資金を私的流用すれば業務上横領になり,運動員に経費ではなく報酬を与えれば買収行為とみなされ,公職選挙法違反となることを知らぬはずもない。なのにどうしてこんな事態を招いたのか?どうにも解せなかった。
しかし,ここへ来てようやく事件の背景が見えてきた気がする。
田母神氏の金銭感覚を疑問視する向きは空自時代からあるようだが,政治家としてきちんと仕事さえしてくれれば問題ない。そこが問題ではない。
そうではなくて,ひょっとしたら彼は嵌められたのかもしれないということだ。
都知事選の際の選対本部長はチャンネル桜の水島社長だった。この時に1億3200万円もの浄財が支援者から寄せられた。都知事選後も1億円以上の政治資金が残っていた(水島氏談)。
その後,田母神氏は自らの政治団体を立ち上げ,島本という事務局長と鈴木という会計責任者を招き入れることになる。この時点で田母神氏の政治団体と水島氏の直接的な関係がなくなることになる。
問題は,島本という人物で,この人はあの小沢一郎の秘書の経験もあり,今も小沢一郎を先生と呼ぶほどシンパシーを感じており,田母神事務所の仕事がどれだけ忙しくても,小沢一郎の講演会などがあると事務所を抜けて駆け付けたという。また,赤坂の高級コリアンクラブでハングルの歌を歌うのが大好きな人物だという。
ここでピン!ときた。
島本氏は,田母神氏と保守系放送局のチャンネル桜を潰すために送り込まれ刺客ではないか?という疑惑である。もちろん自身の罪も問われることを覚悟の上での自爆テロではないのか。会計責任者には告訴はしないから罪を被ってくれと言い含めてあったはずだ。
もしそうなら,水島氏が金を受け取らなかったことが唯一の誤算だろう。もし金銭授受の事実があれば,チャンネル桜は消滅したはずだ。
たとえ私の思惑通りだとしても,田母神氏がまったくの被害者とは思えないし,支援者への道義的責任を感じてないようだから,今後も彼を応援しようとは思わない。実に残念だが…。
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そうではなくて,ひょっとしたら彼は嵌められたのかもしれないということだ。
都知事選の際の選対本部長はチャンネル桜の水島社長だった。この時に1億3200万円もの浄財が支援者から寄せられた。都知事選後も1億円以上の政治資金が残っていた(水島氏談)。
その後,田母神氏は自らの政治団体を立ち上げ,島本という事務局長と鈴木という会計責任者を招き入れることになる。この時点で田母神氏の政治団体と水島氏の直接的な関係がなくなることになる。
問題は,島本という人物で,この人はあの小沢一郎の秘書の経験もあり,今も小沢一郎を先生と呼ぶほどシンパシーを感じており,田母神事務所の仕事がどれだけ忙しくても,小沢一郎の講演会などがあると事務所を抜けて駆け付けたという。また,赤坂の高級コリアンクラブでハングルの歌を歌うのが大好きな人物だという。
ここでピン!ときた。
島本氏は,田母神氏と保守系放送局のチャンネル桜を潰すために送り込まれ刺客ではないか?という疑惑である。もちろん自身の罪も問われることを覚悟の上での自爆テロではないのか。会計責任者には告訴はしないから罪を被ってくれと言い含めてあったはずだ。
もしそうなら,水島氏が金を受け取らなかったことが唯一の誤算だろう。もし金銭授受の事実があれば,チャンネル桜は消滅したはずだ。
たとえ私の思惑通りだとしても,田母神氏がまったくの被害者とは思えないし,支援者への道義的責任を感じてないようだから,今後も彼を応援しようとは思わない。実に残念だが…。
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