構造屋としての施主への説明責任
極めて稀に起こる地震では,梁という梁はすべて折れて曲がり,財産の保全など望むべくもなく,辛うじて倒壊を免れ人命を守れるだけという現実を,施主に伝えて合意の上で設計している構造屋はいるだろうか。
構造屋が施主に現実を語らないから,耐震安全性の高い建物が増えないんだと思う。
「極めて稀に起こる地震に遭遇すると,この建物は修復可能な状態を超えて大きな損傷を受けます。しかし倒壊だけは免れるよう設計してあるので,建物という不動産資産の保全は叶いませんが,人が死ぬことはまずないはずです」と言えるかね?
本来なら構造屋には伝える責務があるはず。
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構造屋が施主に現実を語らないから,耐震安全性の高い建物が増えないんだと思う。
「極めて稀に起こる地震に遭遇すると,この建物は修復可能な状態を超えて大きな損傷を受けます。しかし倒壊だけは免れるよう設計してあるので,建物という不動産資産の保全は叶いませんが,人が死ぬことはまずないはずです」と言えるかね?
本来なら構造屋には伝える責務があるはず。
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