文系出身者の建築構造計算 GenS Weblog

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マーチングバンド関西大会

今日は体調が悪く自宅で休んでいます。
このところの寒暖の差で風邪をひいたのかもしれません。

建築ネタはありませんが,25日の素晴らしい出来事を書きます。

25日は,舞洲アリーナで行われた「第32回マーチングバンド関西大会」に行ってきました。

高等学校の部は,例年は上位3団体が全国大会に駒を進めるんですが,今年は出場枠が増えて5団体(うち1団体は小編成)になりました。

聞いた話では,どうも「グランプリ枠」ということらしく,地元奈良の天理教校学園マーチングバンド VioletImpulse が全国大会でグランプリを何度も獲得しているため,関西代表の出場枠が増やされたということのようです。

VioletImpulseは,長女が次女と同じ団体で全国大会に出場した2006年にグランプリ(文部科学大臣賞)を獲得して以来,2連覇すると翌年は出場できないため2008年こそ神奈川の湘南台高校に王座を譲りましたが,昨年もグランプリを獲得していますので,まさに絶対王者といえるほどの強さを誇ります。
それで連覇を続ける関西代表の枠が増やされたということのようです。

このことを知ったのは大会直前だったので,もっと早めに知っていればこんなにヤキモキせずに済んだはずです。

王者が関西大会を一位で通過することは間違いないでしょうから,残り二枠を巡って娘らの団体を含めて3団体がしのぎを削ることになると考えていたからです。

出場枠が増えたことで,ライバル視している新興勢力とともに金賞を受賞し,全国大会へ駒を進めることができました。

VioletImpulseの演奏・演技は,まさに王者の風格でした。
アメリカのDrum and Bugle Corps(略してドラムコー)スタイルで,DrumLineがCorpsの花形であることを,どうしたら格好いいのかを,知り尽くした演奏です。チューバ12連発も圧巻でした。

関西という地方大会とはいえ,内容は全国大会レベルです。

この日の舞洲アリーナの主は,間違いなくVioletImpulseです。
娘らの団体も全国で五本の指に入る強豪団体ではありますが,主には遠く及ばない感があります。

娘の学校は女子高で,吹奏楽部はマーチングだけでなく,吹奏楽の甲子園ともいえる普門館も目指していますので,木管楽器や特殊管パートもあり,そこがマーチングしかやらないVioletImpulseや盟友Einsと異なる点です。

それはハンデでもありますが,木管楽器や特殊管の柔らかな音色と女子高ならではの華やかさが相まって,他にはない独自の世界を作っており,彼女らの武器でもあるわけです。
技のキレと迫力ではEinsに及びませんが,なんというか華やかさがあります。特に娘が担当するカラーガード隊は,まるでアリーナに花が咲いたようです。

EinsにはEinsの良さがあり,娘らの団体にも特色があります。
いくらVioletImpulseが強いとはいえ,そのスタイルを真似ても勝てはしません。

これからも自分たちだけの世界を作っていって欲しいと思います。

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