Randy Rhoads
それは,BLACK SABBATHをクビになったOzzy Osbourneが1979年にソロプロジェクトとして再スタートしたバンドの初代ギタリストの名前です。
残念ながらの全米ツアー中の1982年3月19日,スタッフとともに遊覧飛行で乗った小型機が墜落して,25歳という短い生涯を終えました。
Edward Van Halenとともにロックギターの歴史を変えたとまで評されるRandyですが,自称メタルファンの私はつい最近までその名を知りませんでした。
当時は,ド派手なメイクと演出で後のバンドに多大な影響を与えたアメリカの伝説的ハードロックバンドKISSに夢中でしたから,Ozzy Osbourneと聞けば「生きた蝙蝠を食い千切った変人」というイメージしかなく,私との接点はありませんでした。
今頃になって,30年も前に彼らが残した音を聴いて,衝撃を覚え夢中になってます。
残念ながらの全米ツアー中の1982年3月19日,スタッフとともに遊覧飛行で乗った小型機が墜落して,25歳という短い生涯を終えました。
Edward Van Halenとともにロックギターの歴史を変えたとまで評されるRandyですが,自称メタルファンの私はつい最近までその名を知りませんでした。
当時は,ド派手なメイクと演出で後のバンドに多大な影響を与えたアメリカの伝説的ハードロックバンドKISSに夢中でしたから,Ozzy Osbourneと聞けば「生きた蝙蝠を食い千切った変人」というイメージしかなく,私との接点はありませんでした。
今頃になって,30年も前に彼らが残した音を聴いて,衝撃を覚え夢中になってます。
きっかけは,この春に勢いで買ったエレキギターがアメリカのJacksonだったことです。
まあまあ格好よくて値段の割りに出来がよかったという理由しかありませんが,自分が買ったメーカーを調べるうちに,Jacksonを代表するモデルに,Randy Rhoadsモデルという変形V型のギターが存在することを知ったんです。
普通は憧れのギタリストがいて,その人と同じギターを買ったりするんもんですが,私はまったく逆だったわけです。
出会いのきっかけはともかく
私は今,天国にいるRandyを師と仰いで,テクニックじゃなく心で弾くギターをゆっくり学びたいと思っています。
まさに五十の手習いで,しかも目の前に師匠は居ませんから,何処まで上達できるかわかりませんが,仕事の合間の息抜きとして,休日の趣味として,ギターに触れる時間が大切な時間になりました。
呼んでも返事もしない娘より,私のKellyの方が可愛いですね(爆)。
6本の弦と20余りのフレットで構成されるギターが発する音のすべてがわかっていて,心の中に鳴っている音とメロディーを,ギターに自由に歌わせることが出来たなら,どれほど気持ちいいだろうって思います。
一切と言っていいほど指盤に視線を向けない彼を見ていると,小手先の何とか奏法なんていうテクニックなんて要らないって思えます。
リフとリフの間に自由に短いソロを繰り出す様を見ると,きっと彼は心の中に鳴っている音をそのままギターに歌わせることが出来たんだと思います。
もちろん彼だけでなく,名のあるギタリストは皆そうなんだと思います。
私が彼に憧れる理由は,
Edward Van Halenがドライで明るくテクニカルなプレイとすれば,
Randyはウェットで重くどこか憂いを含んだ鬼気迫るプレイです。
それはギターが上手い下手という次元ではなく,MXRディストーションとMarshallアンプで限界まで歪ませた彼のギターサウンドは,短い生涯を予見していたかのように,まるで地の底から響く魂の叫びのように聴こえるからです。そして立ち姿が誰よりも切なくなるほど美しい。
幼少の頃から正しくレッスンを受けてきた彼は,楽譜が読めて音楽理論を理解していたようです。憧れのギタリストの曲を見様見真似でコピーするという,巷のロック小僧の生い立ちとは少々異なります。
必要なのは,何処を押さえてどう弦を弾けば,どんな音程でどんな響きの音がするのかを理解していることです。
それを妙にスケールとかの形で覚えると視覚に頼った演奏になり,いつまでたっても指盤と睨めっこすることになります。キーが変わるとたちまち弾けなくなりますしね。
頭では理解しているつもりですが,今の私はTAB譜で書かれたコード表を見て押さえ方を意味もわからず丸暗記し,目で指盤上の位置を確認して左手で弦を押さえ,押さえ終わってから右手でじゃらぁ〜んと弾く。そんな情けないほど初心者丸出しの弾き方です。
まずは,正しく弾けたかどうかを目ではなく耳で判断するようにしなければいけません。でも,これが中々どうして出来ないんですよね。
私のRandyへの道は険しいようです(笑)。
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まあまあ格好よくて値段の割りに出来がよかったという理由しかありませんが,自分が買ったメーカーを調べるうちに,Jacksonを代表するモデルに,Randy Rhoadsモデルという変形V型のギターが存在することを知ったんです。
普通は憧れのギタリストがいて,その人と同じギターを買ったりするんもんですが,私はまったく逆だったわけです。
出会いのきっかけはともかく
私は今,天国にいるRandyを師と仰いで,テクニックじゃなく心で弾くギターをゆっくり学びたいと思っています。
まさに五十の手習いで,しかも目の前に師匠は居ませんから,何処まで上達できるかわかりませんが,仕事の合間の息抜きとして,休日の趣味として,ギターに触れる時間が大切な時間になりました。
呼んでも返事もしない娘より,私のKellyの方が可愛いですね(爆)。
6本の弦と20余りのフレットで構成されるギターが発する音のすべてがわかっていて,心の中に鳴っている音とメロディーを,ギターに自由に歌わせることが出来たなら,どれほど気持ちいいだろうって思います。
一切と言っていいほど指盤に視線を向けない彼を見ていると,小手先の何とか奏法なんていうテクニックなんて要らないって思えます。
リフとリフの間に自由に短いソロを繰り出す様を見ると,きっと彼は心の中に鳴っている音をそのままギターに歌わせることが出来たんだと思います。
もちろん彼だけでなく,名のあるギタリストは皆そうなんだと思います。
私が彼に憧れる理由は,
Edward Van Halenがドライで明るくテクニカルなプレイとすれば,
Randyはウェットで重くどこか憂いを含んだ鬼気迫るプレイです。
それはギターが上手い下手という次元ではなく,MXRディストーションとMarshallアンプで限界まで歪ませた彼のギターサウンドは,短い生涯を予見していたかのように,まるで地の底から響く魂の叫びのように聴こえるからです。そして立ち姿が誰よりも切なくなるほど美しい。
幼少の頃から正しくレッスンを受けてきた彼は,楽譜が読めて音楽理論を理解していたようです。憧れのギタリストの曲を見様見真似でコピーするという,巷のロック小僧の生い立ちとは少々異なります。
必要なのは,何処を押さえてどう弦を弾けば,どんな音程でどんな響きの音がするのかを理解していることです。
それを妙にスケールとかの形で覚えると視覚に頼った演奏になり,いつまでたっても指盤と睨めっこすることになります。キーが変わるとたちまち弾けなくなりますしね。
頭では理解しているつもりですが,今の私はTAB譜で書かれたコード表を見て押さえ方を意味もわからず丸暗記し,目で指盤上の位置を確認して左手で弦を押さえ,押さえ終わってから右手でじゃらぁ〜んと弾く。そんな情けないほど初心者丸出しの弾き方です。
まずは,正しく弾けたかどうかを目ではなく耳で判断するようにしなければいけません。でも,これが中々どうして出来ないんですよね。
私のRandyへの道は険しいようです(笑)。
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